読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

その身体は水溶性で

yasui kun

やすいくんを担当にしてから一か月強が経ちました。
やすいくんを見ているとこんぺいとうをかじったみたいな気分になります。
わたしは昔からこんぺいとうを食べるのが苦手で、あんなに小さいのについ摘んではかじってしまう。
破片がちりっと舌に刺さる感じがして、痛い気がするけれどそれよりも甘い。
おとなになってからは一気に口にしてもいいんだと悟ったのに、なかなかそれが出来ず、不細工な指で美しい欠片をつまんではかじっています。
やすいくんはわたしにとって、舌が跳ねるような甘さと鋭い痛みを持つひとです。

ジャニーズワールドの期間中にやすいくんを担当にして、帝劇に足を運びながら色々と考えていました。
帝劇のスポットライトは、いつだって粋な光だなと思います。そこの下でやすいくんの明るい髪がきらきらと反射して輝いているのを見ると、どうしようもなく胸がいっぱいになりました。出番中のどんなシーンより、LGTEで白いタキシードを着て立っている、あの姿が印象に残っています。ドキドキと胸が高鳴るわけではなかったけれど、いつまでだって見ていたいと思った。やすいくんはなぜか、見ていると安心しました。
ここしばらくは誰かを主軸にしてみているということをしていなかったから、やすいくんから覗くジャニーズワールドはまた違ったものに感じました。

やすいくんの担当になったはいいものの、わたしはやすいくんのことを全然知りませんでした。年齢、声音、身長と、出身地(血液型は知らなかったから今調べてしまいました)一人っ子なこと。それくらい。
前にどこかで、「やすいくんは摂取量と知っている情報量が釣り合わない」と言ったことがあるけれど、まさにその通りでした。ダンスも、歌声もわかるのに、ではやすいくんってどんな人なんだろうと考えたらわからないのです。
いままでのやすいくんの印象は、母性の人。まとめ役でしっかりもので、頭の回転が速い人。
確かにそれはほぼその通りなのだと思います。やすいくんという万華鏡の、一面が見せるもの。
しかし筒をひねると、また新しい面が見えるようになります。

おどけたように、挑発するように舌を出す仕草は癖なのかな。(なんとなくぶりっこというか、可愛らしいイメージだったから意外な顔だった)
周りをよく見ていると言われるけれど、なにかを考えるときは真顔になりがちなんだな。(ずっと笑顔でいてくれているような、そんな印象をもっていた)
両人差し指をタクトのように振ることが多いな。(ダンスの時の癖なんだと思うけれど、そのときにじぶんに魔法をかけているみたいですごくかわいい)

ほかにもたくさん、新しい発見がありました。
ユニセックスな人だと思っていたけれどそれは外見だけで、心は普通の男の人よりも男らしいこと。ただ、その物腰の柔らかさと態度が女性的なだけだということ。だから自分で、女性的なアピールをすることはほぼないこと(けれど空気的にそれが求められていると察したらきっとするのだと思います)

それは乾いたスポンジを水で浸すが如く、今までに比べたらゆるやかな摂取量ですがわたしの頭にインプットされていきました。
かれの目線の動きや、声やしぐさにあれこれ考えを巡らせるのはとても楽しいです。それに答えが伴わないのだとしても。
だんだん、やすいくんをたくさんみて、やすいくんのデータを蓄積していったら、こう考えを巡らせることはなくなるでしょう。この楽しい空想は、「知らない」今だからこそできるものだと思うので、たくさん楽しんでおなかいっぱいにしたいです。が、あまりそのイメージに凝り固まってしまうと、あたらしい一面を知って勝手にがっかりすることがあり得そうなので(笑)ほどほどにしておきます。