眠たくなるには

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きみが飛ばした銀テープ(ガムシャラJ's Party vol8)

ガムシャラが楽しかったんすよ!という話を聞いてください。

思えばわたしの心の中にやすいくんが介入してきたのは、記念すべき初めてのガムシャラJ's Partyでした。


見たときの感想としては「つまんねー」だったのですが、やすいくんっていいなあ、と思えたのが本当に唯一の収穫だったと言って良いものだった気がしています。
そこからやすいくんいいなあ、好きだなあと思っていたけれど、まさか一年後やすい担になるとは思っていませんでした…www

期待値は本当に高かったです。ガムシャラで好きになったんだから、ガムシャラでやすいくんが見たいのも当然なのでしょう。ワクワクしていた結果、手持ちには全公演分のチケット。協力してくれた友人たちに感謝しつつ、EXに足を運びました。
今回のガムシャラ、Twitterでも拡散されていましたが、3公演目の最終日昼公演からうちわが禁止になりました。後ろの人が見えないからという理由でしたが、それまでの公演で、うちわのせいで見えないというほどうちわを持ち上げている場面に出くわしていないので、真相はどうなのかなというところです。
が、うちわなし公演。これがとってもよかった。
たぶん、今までの公演より煽れという指示が出ていたんだと思います。それくらい、彼らは客席をよく見ていたし、うちわがないオタクはパフォーマンスにだけ集中できた。ファンサがどうこうということは結構どうでもいいと思っています。ただ今回のようなバンドで盛り上げるようなガムシャラの公演にはうちわがない方が良いというだけ。
なんかこう、必死さを感じました。うちわに左右されて客のテンションが下がるのって、冷静に考えたら恥ずかしいことなのかもしれない。うちわがなくても楽しませてこそプロでしょ?とか発破かけられたのか、そんなような気迫を感じました。盛り上げようと思っているのが伝わって、いつもよりも手を上げてみて。相乗効果なのか、客席の熱はぐんぐん上がっていったように感じます。

わたしはライブハウス慣れしているオタクなので、こんだけ盛り上がってめっちゃ楽しんでるけど、周り楽しくなかったらどうしよう?!って思ってました。独りだけめっちゃ楽しかったらどうしようってwww
でもね、それが杞憂だったことは、急遽ぶっこまれたアンコール曲が教えてくれました。
「もう一曲やっちゃおう!責任はおれが取る!」って高らかに言い放ったやすいくん、本当にかっこよかったんですよ。*1演出だったのかもしれないけど、そんな上手い演出があってたまるかー!!!!!というくらい、鬼エモかったんです。本当に、「自担世界一かっこいいいいいいいいいいいいい」って、六本木中に響き渡るくらい大きな声で周知してやりたかったw
興奮混じりに、ハフハフと「たのしい!」「すごい!」を繰り返すステージ上のみんなが、前の二公演のものより明らかに違っていてw
あー楽しいんだ、きみたちが楽しいなら私たちも楽しいよ…と、胸が熱くなりました。

たぶん今まで、ステージ上の興奮についてあんまり信用していなくてwいっぱいいっぱいさで盛り上げていることと、客席の反応で楽しい!と言われることが、リップサービスに聞こえていたんです。だから、誰が見てても一緒でしょ、というか。そういった部分に関して、彼ら(ジャニーズジュニア)に対する信用度ってゼロに近かったんだけれども、ああ、そんなことないんだと。楽しさは伝播して、向こうにも届くんだと。それは稀有な発見だったと思います。

興奮と汗でパンパンになったEXシアターで、誰かが「あれやりたい!あれ!」って叫んで、「コンサートでよく見るやつ!」って言いながらステージ上で手を繋いで。そういうのやるときはおたくも手を繋いでねって声かけるんだよーとか、そういうツメの甘さが慣れてなくてかわいいなって思ったり。
「あれっ俺たちってなに?」
「ジャニーズジュニア?」
「ジャニーズジュニアだ!」
って言いながら、「おれたちがー?ジャニーズジュニアー!」ってみんなで手を上げて。
昼にやったときはかっこつかないから名前をつけてあげたい!って思ったんだけど、夜は「おれたちがっていったらジャニーズジュニアね!」のあとに笑いが起こった客席に、やすいくんが「ジャニーズジュニアでよかったね!」ってさらっと言い放って。

だって夜の興奮ったら本当にすごくて、BadBoys歌った後ステージ上でみんな「なんなんだこれは!」「すごいぞ!」って言い合っていて。こんなことにしたのはきみたちなのに、なんか他人事みたいに、こんな風に自分たちがしたんだってわかっていない感じがすごい可愛くて。

だから、なまえがまだない、卵のような彼らが、全力で煽って盛り上がって、デビュー組がよくやるアレ*2を真似てみて、楽しくてたまらなさそうで、でもやっぱ真似っこで、まだ卵だからそのタイミングで銀テープは降ってこないんですよ。
パン!パン!って笑いながら銀テープを降らせる真似をしていたけれど、去り際、本当に最後の最後。オーラスの、ダブルアンコールすら終わる幕引きの瞬間、やすいくんは「いつかほんとに銀テープ降らせるから!」って言ったんです。それはきっと彼の決意だったし、おたくへの意思表示だったし、約束でもあるんだと思います。

わたし、あれを聞いて、東京ドームに立っているやすいくんの姿が浮かびました。誰だかわからない誰かと手を繋いで、パーンと銀テープが降ってくるイメージ。それは、いつかきっとくると信じたい未来の姿。
やすいくんはきっと、わたしをそこに連れて行ってくれるんだと思います。そう思いたいです。
けどそのためには胡坐かいてるんじゃだめで、応援したら、その分だけそのステージは眩く見えるんだろうと思います。

いつか、本物の銀テープが降ってきたとき、わたしは二月のガムシャラのことを思い出すでしょう。これから先、やすいくんのファンをやっていく限り、何度も何度も出てくる光景なんだと思います。

汗と、興奮が入り混じってキラッキラにしたおもちゃ箱みたいなガムシャラJ's PartyVol8、めっちゃ楽しかった!です!

*1:夜はじんたんにそのセリフ取られたけどw

*2:やすいくん曰く一度はやってみたいやつ