眼光、鋭くなって(パート2)


誰がどこについて、幕開いたらいたよいないよって一喜一憂するのは本当ジャニヲタの性なんだと思うんだけれども、今回のTheyクリエほど「私得!」っていうバックは無かったんじゃないかなって思って。

あ、またもやですけど、They武道クリエの話です。
(そしてこれはThey武道クリエについて思ったことを、3つの切り口で書いてみようとおもったうちのふたつめです)

なんでだか本当にわからないんだけれど、3月にクリエが発表されてすぐ、なんとなく嘉孝がTheyのバックにつくんじゃないかって思ったんです。これは本当にただの勘というか、ついてほしいという希望だっただけなんだけれど。
They武道自体は雑誌でバックがつくことを教えてくれて、けど少ない情報だったから誰がつくだなんてわからなかったんだけど、けど何故かわたしは嘉孝がきっとつくって思った。今思うと、嘉孝たち以外に適任がいないじゃん!と思ったのかもしれない。
Theyの作り出す、細かい音までとった、息もつけないくらいのダンス。あれにしがみついて踊ってみせれるの、今の嘉孝たちならできるじゃん!って。
結果、本当につくだなんてわかんないし、誰がついたってきっと楽しいからと自分に言い聞かせて、わたしはクリエの席について。
3曲目、ハルカナ約束は赤いスポットライトで、「今日一緒に頑張ってくれるメンバーを紹介するぞー!」ってはやしくんが叫んだ、そこに嘉孝たちが立っていた。
ちょうどわたしは下手の席で、下手のせりあがった部分に嘉孝が立っていて、すっごい不敵に笑って客席を見下ろしてて、まるで「びっくりした?」って聞かれてるような、「まってたでしょ?」って言われてるような。
待ってたよ、ここに立ってほしかった。ぜいのバックで踊るおまえらなんて、かっこいいに決まってるじゃん!もう!って思って。
そしたら本当に、やっぱりかっこよかったんですよ。知ってた。知ってたけど本当に。
FightingManでガッシガシ踊り始めて、あーこれは、と。すげええげつない振り付けだな!*1って。
食らいつくっていう表現が一番しっくりくる。いつもポーカーフェイスの森継も、しれっとした顔の拓人も、珍しく、ちょっと固い顔で踊ってた。たぶん閉じた口の裏側で、固く歯を噛み締めてるんだろうなっていう。そうじゃないと置いていかれちゃうんだ。

息つく暇もなくバックの名前を呼びあげるメンバー紹介ダンス。
森継の名前をコールして踊って、目黒が踊って、目黒の股の間からえだちゃんが顔を出して、そしてびょこんと抱き付いて(ここ身長差たぶん20cmくらいある)、拓人が踊り出して、はやしくんがそこに入っていって、お姫様抱っこをして。てらばやし、とコールされた二人とハイタッチして嘉孝が前に出てくる。ぎらぎらした目線。けど口端は持ち上がって笑ってる。りょーちゃんが後ろからやってきて、馬跳びしたいけどお前でかくて飛べねえよって怒って、亀みたいに屈んだ嘉孝をぽーん!と軽やかに飛び越えてダンスが終わる。
多分、多分きっとだけど、普段なかなか現場が被らない*2、しっかりバックになんかついたことのない後輩たちを、どうしたらお客さんに受け入れてもらえるかって考えてくれたんだと思う。ただのバックではない、踊るだけが仕事じゃない。バックも含めてThey武道の公演で、このフライトの乗組員なんだって言ってくれてるみたいで、本当にうれしかった。
全員、本当に上手にバックを使ってくれていて。
りょーちゃんはLove yourselfで自分の周りを囲むようにバックを配置して。ちっちゃいメインのりょーちゃんと、平均身長178cmという驚異なでかさのバックたち。これがほんと、ばかみたいに難しいダンスで。指先、足の先、りょーちゃんとの距離感、全てにおいて、今じぶんがもってるテクニックの全部を出してこいっていうような、すっごいダンス。なのにそれが終わってもう数秒後には、着ていた衣装の上着を脱いで次の曲の演出のために嘉孝はステージに立ってる。
二日目からMCに参加させてくれて、お立ち台にも立たせてくれて。何回も名前を呼んでくれて、「もっと前においで」って声をかけてくれて。They武道の公演なのにね。すごいバックの四人のことを考えて気を使ってくれて。けど、でも、バックの四人も、その分出せる力は本当に全部、からっからになるくらい出した、とおもうの。私的には。
こんなにしんどそうな、苦しそうな、けど楽しそうなギラギラした顔、そうそう見られないんだよ!

森継と、寺西と、原と、目黒。
総無所属時代って呼ばれて久しい昨今。昔はユニットに属していない子を探す方が大変だったのに、今は逆にユニットに属している子の方が少ない。安井くんだって萩ちゃんだって増田様だって言っちゃえば無所属なわけで。
けど、ある程度ジュニアに詳しい人なら、「無所属」って呼ばれて頭に浮かぶのは大体ここのメンツ。ちょっと前まではここに、寺西の隣くらいに瑞生くんを思い浮かべる人が多かったと思う。それが無所属、所属が無いって書いて、無所属。
ふわっふわしてて、フッて吹いたらぱっと消えちゃうような子たち。
墓場って呼ばれてた嵐組から這い出てきてしれっと少クラに出れるようになった森継。
唐突に49に大抜擢されて、おかげで当時の無所属のラインからポンと抜けちゃって宙ぶらりんになって、何故かセクシーファミリーに入れられた拓人。
二人でずっと、ただただひたすら場数を踏んで、経験値が人気になって跳ね返ってきて、ドラマまで出してもらえるようになった目黒と原。
ここから寺西が抜けたり、たまに森継がいなかったり、どこいっても目黒と原は一緒だったり、じわじわ立ち位置が良くなって、けど。
ずっとわたしは、もういなくなったあの子の影を探してしまって。ふわふわと、浮いてるみたいに踊る彼の姿。だからこのラインを見るのが本当に苦しいってときもあって。不変なんてないんだよ。頭ではわかってるのに、寺西がドラマに出たときは置いて行かれちゃうって悲しくて、少クラでマイク持ってるのをみたらつらくて。嘉孝と目黒が快進撃と言わんばかりにいろんな現場に出ては先輩に可愛がられ、いつこのラインが崩れたっておかしくないのに。
変わってしまうのが怖いって、ずっとこのままがいいって泣いてしがみついてたけれど、あの子はあっさりと、流れ星みたいにシュッとステージからいなくなってしまった。
けど今回のクリエで、一度もあの子の幻影を思い出さなかった。4人が綺麗にフォーメーションを組んで踊ってて、ああもう、どっこにも影が見えないや。入れないね、この中には。ってあっさり。
どうか、ちょっと悔しいって思っててほしいな。君が下した決断は、きっと君のためになったけれども、君がずっと一緒にやってた戦友たちは猛スピードで前に進んでるよ。すっごいかっこいいよ。振り落とされないようにしないと、わたしまで吹っ飛ばされちゃう。

堂々と立って、ただのバックだけじゃなくて公演を演出を楽しもうとする四人、本当にかっこよかった。
たぶん今回のバックはThey武道の指名ではなかったんだと思うんですよ。オーダーがあるとすれば、「おれたちのダンスについてこれる人」。自分たちのダンスのえげつなさは自覚あるみたいだからwきっとそれだけ。それでどうして四人が選ばれたのか、スケジュール的な問題なのか、それともダンスの腕なのかわからないけれど。
ぜひ誇ってほしい。小さな、クリエというステージだけれど、They武道っていう先輩はすっごくいろんなことを見てきて、踊って踊って、10年以上踊り続けてきたんだよ。一流に触れる彼らと踊れる滅多にない機会に恵まれたこと。それは四人が頑張ってきたことが認められたから。これを誇らずして何を誇るのさ!
そして来年は、この四人(だけじゃないけど)の名前が印字されるクリエにいけますように。
They武道のクリエで頑張ってくれてありがとう。四人のことをちゃんと考えてくれてありがとう。どっちにも感謝の気持ちでいっぱいなクリエ!さいっこーに!たのしかったぜ!

*1:嘉孝いわく「強い」

*2:私の記憶が確かならば、ちゃんと被ったのは2013年の歌舞伎くらいで寺西にいたってはほぼほぼ初めまして