眠たくなるには

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やわらかい薔薇を踏む /目黒蓮くんのブログに寄せて

2月5日は命日だわー(笑)と言ってはいたものの、思ってたんとちゃうなーというブログの更新が来ました。

目黒蓮宇宙Sixでの更新。

蓋開けてみれば、賛否両論。

賛、も、否、も両方あった。本当にどっちも。炎上してる!って言ってる人もいたけど、炎上ではないと思う。彼を支持する人もちゃんといるから。それも割と一定の数で。

みんながみんな、思いの思いのところに引っかかっていた。

気合入れろよのところ、担当に嫌われちゃうよのところ、女はワガママってところ、あと、頑張って努力してきたよ、のところ。

たくさんたくさんあって、もー収集つかない。あっぱれ!よく言った!っていうのは、私の体感だと「外」の人が多い。あの子のブログのいろんなところに埋められた、地雷に気付かず通り過ぎていく。だから、厄介。

みんな分かり合えない。主張は山ほどある。そんなつもりで書いてない!だなんて、私は本人じゃないからわからないし言えない。

外、の人に何を言われても、オタクすんのもうちわ振るのもチケ申し込んで振り込むのもみんな当事者なんですよ。特有の痛みはわからない。わかる必要もない。

 

私は、前回のブログでも書いた通り、彼の口からの真実が知りたいと思っていた。そしたら、そこには真実はなくて、なんだろう、決意表明かな。だった。

最初読んだときは、混乱した。怒りも悲しみもない。ただひたすら、「え?どういう気持ちなの?」ってだけ。

たくさんたくさん言葉を連ねているのに、感情が読み解けなかった。

経緯が知りたい、と思っている。今も。頑張りますではなくて、頑張ります、に対して「おう、応援するよ」って思えるかどうかの材料のために、経緯がほしいですって思ってる。

わたしは、宇宙Sixに筋を通してほしいと思っていた。それがビックリ人事だとしても、目黒本人から持ち掛けた話じゃない(そらそうだ、十中八九せやろ。一ジュニアの申し出が通るような事務所じゃないし)としても、一緒にやってきた仲間に、こういう経緯で、兼任になったと説明していてほしいと願っている。

いま、断片的にわかることだけで勘案すれば、「筋を通してはいない」。たぶん。何も言わずに、「気合いれろよ」ってメッセージを残しただけ。

それに、ショックを受けた人が多かったから、この反響の大きさになったんだと思う。

振り返ると、目黒のブログに対する期待、っていうのが強すぎたように思います。他担も。

めめならなんか言ってくれる。きっと寄り添ってくれるって、思ってた。今回悲しいと思ったのは、思ってたのと違う言葉がやってきたからかなと思うんです。

わたしだって、真実が知りたいと思ったよ。それがなんだろう、本当は嘘だとしても、目黒の口から出る嘘なら、真実だとして受け取ったよ。だまされたふりくらい、ちゃんとできるよ。

けど、今回はそれがなかった。いや、させてくれなかったのかなーと思う。

あの子、ずっと優しい言葉をくれた。「わかるよ」って言ってた。「いいこにならなくていいんだよ。言いたいことがあったらちゃんと言えばいい」って、言ってた。

今回はそれをさせてくれなかった意図を、ずっと考えてる。

 

わたしの、わたしの主観とアウトプットをさせてください。わたしの解釈はこうでした、と置かせてもらう。それを押し付けるつもりはないです。ただ、その読み解き方なら楽になれると思うなら、拾い上げてくれればいい。

そして、わたしの思ったことは一番下に置いておきます。

 

・気合、について。

宇宙担のみんなの怒りを買ったのはここだったと思う。

気合がない=やる気がない、頑張ってないってことを言いたかったんではなく、「目標に対してもっと動かなければならない、それは自分たちだけではなくてファンの子も」ってことが言いたかったんだと思うんです。

デビューが、したいんだと思う。最近はいろんな在り方ができるようになったけど、あの子の方向はデビューなんだと思うんです。事務所のメインストリームで活躍したいんだと。

雑誌呼ばれない、少クラ呼ばれない、つべもない。メインストリームの人たちとは水をあけられっぱなし。でもあの子はあそこに行きたかったんだと思う。今いきなり、俺は兼任になるから、お前らは気合入れろよ!って言ったわけじゃないとわたしは思うんです。

仕方ないね、推されてないもんね。今ある現場でがんばろ、っていうのが我慢ならなかったのかな。もちろん、舞台のお仕事だってすごい素敵だし、誰もが外部舞台に立てるわけじゃない。それを、気合って言ってしまうのはあの子の落ち度だと思ってる。

みてないからわかんない。けど、当事者のあの子がそう言うのなら、もっと頑張る余地があるのに!って思うなら、それはそうなんだと思う。もうこれに関しては、当人よりオタクのがわかる、ってこと、ないと思うんすよ。

先輩のバックも立派な仕事で、そうやって知ってもらって、人気になるってこともあるし。

バックの仕事は職人というか、そういう素晴らしさがあるのもわかる。わたしもバック好きだし(じゃなきゃ無所好きにならない…)。

けど、それって現場でしかなくて、コンサートだとしても、せいぜい5万人かそこら。テレビだったらそれが倍に、倍に、倍になる。

歯痒いよね。誰も、自分のことを知らないような、透明人間になったようなイメージをしちゃう。

他のメンバーはそんな未来求めてないんだよ、っていうなら、バンドでいう方向性の違いなんだと思うんです。

みんな今月のダンスク読んだ?嘉孝のインタビュー読んだ?

5人の気持ちは今はまとまってて、やりたいことも一致してると思うんですけど、どうしたらそれを実現できるかっていうのをいつも考えてます。

ダンススクエア vol.29

これは嘘じゃないと思ってる。もうね、文献にすがるしかできなくてごめんなんだけど、この時に俺違うんだよなって目黒が思ってたんだとしたらとんだオオカミ少年だぜ!ってプンスカしていいと思う。わたしは怒るよ。

おれたち、あの子達、推されてないもんね、で済ませないで欲しかったのかなって。

ぜいのときから、やまりょはクリエで言ってたよ。みんなに会いたいから呼んでよって。会いにいくよって。呼ぶ、というのはこっちになんらか行動を委ねる言葉であり、自分たちが行きたいです!だけじゃダメなんだってわかるよ。ビジネスだから。それをオタクに言いたかったのかなと思います。お金使えとかそういうことでなくて。具体案出せよっていうのはもう、タレントに詰め寄ることじゃないとわたしは思う、です。

頑張ってんじゃん、名前捨てたんだよ、っていう意見もあると思う。まだ未成年だったあの子が、年の離れたお兄ちゃん達と一緒になるってなったとき、すごい葛藤したと思う。

受ける印象でいうと、「呼ばれた」。原と目黒を呼んだからには、頑張ろうよ、自分だけじゃ限界があるんだよ、ってことなのかな。

先輩のバックは誇れる仕事だと思ってる。それをDisのように受け止めれるような言い回しをしてしまったことはあの子の落ち度で、それについて傷ついた人もたくさんいると思う。disのつもりはないと思う、としか言えないです。

 これはそう受け取ってしまったのが正解なんだと思う。人刺しながら「傷つけるつもりはなかった!」っていうような欺瞞だと思う。ので。ただ、ばかにしてる、見下してる、やる気がないなんて何様だ!っていう言葉については、わたしの解釈だけ展開させていただきたかったの。悲しいね。つらくてしんどいです。

 

・頑張ったこと、について。

わたしが個人的にキツかったのは、頑張った、努力した、ということを、そんなこというのはダサい、と言われたことです。

わたしこの話ずーっと、日本人特有の悪いところをギュッと濃縮した様な話だなあと思っていて。

出る杭は打たれるというか、すのに入るならすのに馴染め、という…話をよく見かけた。

あの子が加入した意味がまだ明かされていない以上はわかんないけど、すのーまんに馴染みすぎる人材連れてきて、ほぉら違和感ない!ってそれしたかったの?違くない…?

どうして努力を表に出すのがカッコ悪いのかなあ、って、そういうことを考えました。

わたし別にこれ、目黒だけじゃなくて、嘉孝でも、なんならふっかでも、ひーくんでも、誰でも、頑張った!って言われたら、頑張ったんだね!って思います。

言わなきゃ伝わらないことの方が圧倒的に多くて、雑誌もねえ!ラジオもねえ!少クラもちろん出られねえ!って思わず吉幾三してしまうくらいの立場のあの子が、こういうことがあったんだよって、これくらいの気合はあるよって言いたいなら言わせてあげてよって思うんだけど……

だって言葉が通らないんだよ。誰も聞いてくれないの。お気持ち表明できなかったの。一か月に一回しかない、生の声のチャンスのとき、「こういうことがあったんだよ」って話を、することすら許されないのか…。

SnowManに入るってことのすごさが、わたしたち以上にあの子はわかっているから、入るまでにこういう過程があった。「それくらい」やってきた。なので、「おれなんかが入って」とは言わない。それは失礼だから、っていうのはあの子の矜持だと思う。

諸先輩方は黙ってたって言っても、わたしは頑張ったことをアピールして、それを認めたり褒め称えられる方がいい、と思うんです。舞台の上で拍手するだけで満たされる人も、そうでない人もいる。承認欲求なのかな?承認欲求おばけカッコワルイとかそういうことなのかな。

わたしは頑張っている人が、それに見合った対価をもらえている状態でいることが健全だと思う。カッコワルイかどうかはもう宗教が違うんだと思う。分かり合えないのは仕方ない。神様たくさんいるからね。溝を埋められないなら仕方ないよね。

 

・p.sについて。

ここは論点?を整理しときたいです。

あの子が言っているのは、

「ポスターの顔の部分に傷をつけたり、あまりに酷い言葉で罵らないで」

ってことなんだと思います。

すっごい意訳でごめんねなんですけども。

増員したことを早く認めろと目黒が言っている、とは、わたしはどこからも読み解けなかった…ので、すの担の一部の方が6人がいいのに、それを駄々こねとはどういうことだ!って怒るのが、ごめんなさい、わからなかった。

ポスターに爪を立てたのは誰かわからない。ファンじゃないかも。でも、康二と目黒の顔だけ選んで爪たてるかな…?って思っちゃう。

で、酷い言葉で罵ってるツイート、わたしは何個も見ました。すの担そんなこと言ってる人いない!っていう方は、そういう人が一人じゃないレベルでいたってことを知ってもらえたらなと思います。

別に「そういうこと言うのやめなよ!」って言わなくてもいいと思う。わたしはそういうことを言わない、と思ってくれているだけでいいです。

兼任で入ってくることや、15歳で入ってくること、大阪からやってくること。これって、人格否定されるような所業なんでしょうか?特に目黒は、目黒だけはまあ別にって言い方をされていることも多かったです。わたしは目黒だけが良ければいいって思えません。ラウールにも、康二にも、ファンの人や親御さんがいます。読んだら悲しみます。

担当に嫌われるよ、っていうのはすごい卑怯な物言いで、それをいうのは反則だと思う。それは本当にあの子の悪手です。だけど、それを言うまで追い詰められた心のうちも、想像してもらえたらなと思います。

素でそんな酷いこと言ってなくね?って言ってるツイート見て愕然としたから、自分の言葉の鋭さに気付いてない人もいる、んだと思う。すごいな。それはちょっとムカッとした。いやごめん、かなりイラッとした。

あの子は自分が辛い、という言い方はしませんでした。親が泣いてたよ、ラウールはまだ15歳なんだよと言ってました。自分が受けてきた道だから、辛いことをわかっていての言葉だと思います。悲しかったから、また同じことをされたくない、見たくないんだと思います。

目黒の心の中なんか想像しないよ、わたしは6人がいいんだ!っていうのも、仕方ないです。なんども、3人が嫌なんじゃない、6人がいいだけってツイートも見ました。真綿で首を絞められる様な気分でした。この被害者ヅラバトル、多分どこまでも決着つきません。

でも。6人がいいと主張することと、3人の人格を否定することは違います。

わたしはいつもツイートしてるんですけど、画面の向こうに人がいます。同じ様に、アイドルも人間です。昔のアイドルは強かったですよね。昔はネットがなかったから。今は時代が違います。なんでもすぐ駆け巡る。ほんの少しだけ、想像を巡らせてください。向こうも人間です。

アイドルなんだから黙って受け入れろ、文句言うなっていうのも見ました。アイドルなら何を言われてもいい、なんて、なんて残酷なことを思えるのか。血の通った人間です。お人形でもぬいぐるみでも、わたしたちの耳さわりのいい言葉を吐くだけのアンドロイドでもない。 

お金もらってるんだからそれくらい、って、ジュニア捕まえて言いますか?

わたしこれだけは、何言われても絶対撤回しない。何言ってもいいだなんて、絶対許さないです。失言は誰にでもある。けど、意図して攻撃し続けることを、絶対許せません。

 

これはわたしのアウトプットで、主観です。目黒の今回のブログが全部花丸満点ではないと思ってます。ほんとそれ。言い回し!とか、なんだろうな、本当にそんな退路断つ必要あった?!って思った。

いやそれが君のいう「気合」なんだとしたら、いやいやいや~もっと楽な道あるでしょ?!って思う。

し、増員が嫌だと思っている人の心を逆撫でするところもあったと思う。ほんわかした平和なすのがすきなのに、なんだおまえはー!ってなってる人も見ました。ほんとごめんなさい。わたしが謝っても仕方ないのはわかる。けど、あの子が謝ることではないと思う。そこは突っぱねちゃう。

なんていうか、頭に血がのぼってるんですよ。怒ってるよな、あれは。何言われて何見て、何を感じて怒ってるのかわかんないけど、何かに対して絶叫してるように読めた。

ほんと、これから目黒を見る目はすごくキツくなる。それを含めて気合ならもういいけど、そんなに強くないでしょう?ほんの少しのミスももう許されなくなる。その度に叩かれるんだろうか。叩かれるんだろうな。それにわたしはいつまで耐えれるのかな…というと、気合!って怒られるんですよね、わかります。w

 

今回、めぐのファンの方からいただいたメッセージで一番つらかったのが、「わたしの欲しかった言葉がもらえなかった。勝手に好きになって勝手に期待して勝手に落ち込んでる。オタクのエゴなのに目黒くんの言葉を飲み込めない」(意訳してます)っていう。

これねえ、わたしも前にブログに書いてたんです。

 

耐え切れなくなったわたしは、彼を応援するというジャニヲタとしての看板を下ろすことにしました。寸断された熱の行き場をどこにもっていけばいいのかわからず、彼の位置に収まってくれるひとを探して、いろんなものを見たり、現場に足を運びました。 けれど、担当というものが彼を見ているときのような熱量を帯びるものであるならば、それに満たすひとはなかなかいませんでした。 半年以上そういった状況が続いたある日、わたしはふと気づきました。 もしかしたら、わたしはまた裏切られるのが怖いのかもしれない。 彼は、わたしなんて裏切ったつもりはないと思います。わたしが勝手に、彼を勝手に理想化して、美化して、勝手に好きだと思っていただけ。勝手に好きになって勝手に怒って裏切られた気分になっただけ。けれど、その傷は思っていたより重くわたしの心に鎮座しました。

わたしの胸に墓標を - 眠たくなるには

ここに至るまでの胸の内のつらさをわたしは知っています。

信じたいのに、今まで見ていたものが嘘だったのかと思うのはつらい。

あのね、わたしはつらいものを無理して飲み込まないでいいと思います。飲み込めないことが自分の落ち度だなんて思わないでほしい。

あの子は「応援して!」って言うけど、「嫌じゃ!」って突っぱねるのも、いいと思う。だって、あの子も人間だけどわたしたちも人間だもん。

 

あの子の道は修羅の道。

はっきり言っていまタッキーが、わたしには鬼火に見えている。あの子をどこに連れてくの、と思っちゃう。やめて、連れてかないでって。

あの子の覚悟はまるで、やわらかな薔薇を踏んで踊るようなものだと思う。血だらけになって、ここまで曝け出して、後に残るものはなんなんだろう。

好きな子が、いろんな人を傷つけている姿を見るのってめちゃくちゃ堪える。今回それを痛いくらい感じた。ごめんねって、わたしが謝っても仕方ないのに、悲しんでる姿を見るのがつらい。

薔薇は枯れます。あの子の言う「リミット」がそうなのだとしたら、そこまで懸命にもがくつもりなのでしょう。

あの子があれだけ絶叫したことについて、どうすればあの子の味方になれるかを考えてたんだけど、応援するしかねーなと。気合とかは知らんし、まあ好きにやりますけど、ただ、ダメだったとき、手のひらから零れ落ちたとき、そこにあるものが焼野原だった、というのはわたしもめぐろもバッドエンドやん。

前回腹は括った!って書いたけどもうね、全然甘かった。介錯なしの切腹をさせられてる気分wもうこの手の先が忠臣蔵でもいいよ!オタクみんなで吉良邸に押し入ってやるー!ムキー!www